Q.入職から現在までのご経験を教えてください
特別養護老人ホーム弘済園に配属になり、介護職として働いて5年目です。
Q.様々な施設がある中で東京弘済園に入職した理由を教えてください
大学時代に、信頼している大学教授に就職先の相談をしたところ、『長く働ける職場だよ』と、東京弘済園をご紹介いただいたことがきっかけです。
大学との結び付きが強い施設だったため、先輩方が何名も在籍されており、私が入っても大学との縁やつながりが保てるのではないかと思いました。
また、就職先として、複数の施設を検討しましたが、実習・見学に行った際にも、良い雰囲気の職場だと感じたため、入職を決めました。
Q. 入職前と入職後で感じたギャップがあれば教えてください。(入職してからの変化など)
特にありませんでした。入職する前から施設のことを知っていましたし、福祉現場についても大学の時から何施設も見てきていたので、大きなギャップは感じませんでした
Q. 学生時代はどんなことに力を入れていましたか?
ボランティアサークル活動に力を入れました。
児童・高齢・障がいなど幅広い分野に関われるサークルでした。
私は、高齢分野に興味を持ち、デイサービスのレクリエーションなどを経験しました。
Q. 働く中で特に印象に残ったこと、嬉しかったエピソードなどを教えてください!
自分の担当の利用者が看取りで亡くなった後、ご家族の方から『その人らしい最後だった』と言ってもらえた時が、利用者の方と関われてよかったと感じた一番の喜びでした。
Q. 介護の仕事を目指したきっかけを教えてください!
実家にいたときに曾祖母を自宅で介護していました。小さいころから介護が身近にあったので、自宅で介護する人の助けに少しでもなれたらという思いで介護業界に進みました。
Q. 1日の仕事の流れを教えてください
起床介助でみなさんを起こし、食堂へお連れし、朝食の介助をいたします。その後は、排せつの介助や日中のお茶などを淹れるなどをします。昼食の介助後には、余暇活動など日中にできることを行い、その後、夕食の介助を行います。
基本的には利用者の方の介助をする時間が一日の中で多いです。
Q. 職場や、周りの職員はどのような方が多いですか?
利用者の方をよく見ている職員が多いと感じます。
施設では、利用者ごとに担当の職員がおりますが、他の職員も自分の担当となっている利用者をよく見ておりまして、利用者の支援について日々考えている職員が多いと感じます。
Q. こんな思いで働いている(心がけていることや大切にされている価値観など)
利用者の人生の1ページの中で、いい思い出を残していきたいという思いで働いています。
Q.施設選びで重要視したこと
1.社会福祉法人であること
2.地域とのつながりが多い施設であること
Q.東京弘済園のどのようなところに地域とのつながりを感じましたか
例としては、東京弘済園まつりという形で、地域の方が施設というものに触れ合える、身近に感じられる機会を作っていることです。また、地域包括支援センターがあることで、地域の方のニーズや、地域で抱えている問題などを法人に吸い上げられるような体制が整っていると思い、地域とのつながりが強いと感じました。
Q.就活体験談(就職活動の中で大変だったことやこれをしていてよかったことなど)
施設を選ぶ際に、株式会社が作っている老人施設が自分に合っているのか、社会福祉法人が作っている老人施設が合っているのかを選ぶところが一番苦労しました。
それぞれ特徴があると思いますが、自分が10年、20年働くということを見据えて、給料、職場環境や、様々な選択肢の中から1つの施設を決めるということが大変でした。
利益だけでなく、地域、利用者やその家族へより還元できるのではと考え、社会福祉法人を選びました。
Q. 学生の方へ就職活動のアドバイス
社会福祉法人だけでなく、株式会社も福祉業界に多く進出してきているため、様々な施設を見て、施設の雰囲気や、施設が思い描く未来を感じてから、就職先を選ばれるとよいと思います。