弘済園
特別養護老人ホーム 弘済園
節分
時間が経つのが早く感じます。もう3月になってしまいました。
1ヶ月程前のことになりますが、節分の話です。
皆様、ご存じでしょうか?実は節分とは、「季節の始まりの日の前日」のことだそうで、
年に4回あるのだそうです(立春・立夏・立秋・立冬の前日)。江戸時代以降は、旧暦の年の始まりにあたる立春の前日を「節分」とすることが多くなったようです。
弘済園でも、毎年願いを込めて豆まきをしています。そんな節分の日の記念撮影です。
豆まきの際には、逃げまわっていた鬼達でしたが
「はい、ポーズ」
・・・強そうですね (^^)
まだまだ、インフルエンザが流行っているようです。豆まき効果で、無事このまま乗り切れるよう、頑張っていきたいと思います。
新年会
待ち遠しかったお正月もあっという間に過ぎ、2018年も2月に入ってしまいました。
弘済園では今年も色々な行事を予定しています。
今年初めの行事は、1月28日に行われた新年会で、フロアごとに趣向を凝らした出し物で楽しんでいただきましたが、何と言っても目玉は、職員が各フロアを回って行った『餅つき』でした。「よいしょ!よいしょ!!」と掛け声をかけ「頑張ってー!!」と声援も上がり、いきよい良く臼に入ったお餅目掛けてついていました。職員と一緒に餅をつく方や、お一人で一生懸命につく方など様々。皆さん「私もやりたい!」「私にもやらせてー!」と普段遠慮される方も、積極的に一緒になって楽しんでおられました。おやつの時間には、餅つきに因んで可愛らしい大福を用意して召し上がっていただき、今年の新年会も好評の内に無事に終了する事が出来ました。
ご家族の気持ち
どうかそのままの 私のことを 理解して欲しい
私が服の上に 食べ物をこぼしても 靴ひもを結び忘れても
あなたに色んなことを 教えたように 見守って欲しい
あなたと話す時 同じ話を何度も何度も 繰り返しても
その結末を どうかさえぎらずに うなずいて欲しい
あなたにせかまれて 繰り返し読んだ絵本の あたたかな結末は
いつも同じでも 私の心を 平和にしてくれた
悲しいことではないんだ 消えて去って行くように 見える私の心へと
励ましの まなざしを 向けてほしい ― 続 く―
レクリエーション
生きがい探し
朝夕はめっきり冷え込み、日中は気持ちいい秋風が吹く季節となりました。弘済園の秋は、コンサートやお月見会、弘済園まつりと行事が盛りだくさんです。
弘済園は、体力面などへの配慮から日中お食事以外の大半をお部屋のベッドで過ごされる方や、車いすの方も多く生活されています。職員は、お食事やトイレ誘導・オムツ交換、入浴のお手伝いなどで、あっという間に一日が過ぎて行きます。ただ、そのような状況の中でも、できるだけ季節の行事を開催することは大切な事だと思っています。
以前参加した研修で、利用者の方の「生きる力」を探すことも介護士の仕事の一つと教えられました。自分もそうですが、やりがいや生きがいがなければ、毎日の生活に力が入りません。それは高齢の利用者さんも同じこと。何かしらの楽しみがないと、毎日がつまらないですよね。それが、美味しいご飯やおやつだったり、利用者の方同士や職員とのコミュニケーションだったり、アクティビティだったりするのではないかと思います。
楽しみや「生きる力」を感じてもらう為に、季節の行事も大切にして行きたいと思います。
写真1:フラダンス 写真2:お月見団子作り