弘済園
特別養護老人ホーム 弘済園
納涼会
残暑が厳しく、毎日暑い日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
弘済園ではそんな暑さにもめげず、毎年恒例の夏行事『納涼会』が開催されました。
今年はお神輿の練り歩き・スイカ割り・盆踊りを実施しています。
太鼓の音色に合わせて職員がお神輿を担いで各フロアを練り歩き、本物のスイカをみんなで叩いて割り、炭鉱節の曲に合わせて皆で盆踊りを楽しみました。
お神輿が来た時には皆で「わっしょい!」と掛け声を上げたり、なかなか割れないスイカを割れるまで何度も叩いたり、盆踊りを踊りつつ、祭りの雰囲気に「感動しちゃった」と涙を流される方もいたりと、利用者の皆さんと職員の熱気で実に暑い一日となりました。
暫く猛暑は続くようですが、そんな暑さに負けないよう、皆さんがお元気で過ごせるように努めてまいります。
歌の力
7月、4階のグループ活動では「歌レク」を開催しました。
今回は、高齢者用紙芝居をメインに進めていきました。
紙芝居は『みいちゃんのかぞえうた』というもので、利用者の方が幼い頃聞いたことがある「かぞえうた」がたくさん出てきます。
例えば「一番はじめは一の宮~」「あんたがたどこさ」「ずいずいずっころばし」などです。ふだん大きな声でお話されない方も「あ、この歌知っている。なつかしいわ~」と興奮され、歌っていらっしゃいました。この紙芝居は、三鷹市の図書館からお借りしたのですが、他にもたくさんの高齢者用紙芝居が貸出されています。
「歌レク」の最後は、皆さんがお好きな懐メロ「リンゴの唄」や「東京ラプソディー」で閉会しましたが、とても盛り上がりました。歌レクの時は、普段あまり話されない利用者の方が大きな声で歌ってくださり、笑顔も多く見られます。
歌うという動作で健康状態が良くなったり、脳が活性化したりする効果があると言われています。またストレス発散と血圧を安定させる働きもあるそうです。実際に「歌レク」をしていると、そんな『歌の力』を感じる時があります。これからも、出来るだけ「歌レク」の機会を作っていきたいと思います。3階喫茶店外出
お花見ドライブ
桜が満開の時期、園内ではお花見の利用者さんがあちらこちらでお散歩をしています。
桜の見頃はほんの一瞬。「園内に咲く桜もいいけど、外出して見事な桜並木を利用者さん達に見て頂きたい。」そんな職員の一言を受け止めた施設長が「お花見ドライブ」実施を決め、
利用者の皆さんに喜んでいただく為、急遽段取りを整えて敢行しました。
満開時期の2日間、午前、午後に分けて、利用者さんを少しずつリフト車にお乗せして出掛けました。三鷹通りの桜並木のトンネルをくぐり武蔵野方面へ、三鷹の桜の名所をピックアップしてまわり、弘済園に戻ってきました。なかなか外出できない利用者さんは、住み慣れた地域を懐かしみ、満開の桜を見物して、とても楽しんでくださったご様子でした。